ご挨拶
多くの市民の皆様にご支援をいただき、平成30(2018)年の8月に市長に就任してから、間もなく1期目の4年を終えようとしています。この間、市民の皆様には市政に対してご理解とご協力をいただきありがとうございます。
振り返ってみますと、任期の多くは新型コロナウィルスと向き合ってまいりました。こうした中、私といたしましても、感染拡大の防止や地域経済の維持に努めてまいりましたが、数々のクラスターも発生し、未だ感染が収束しない中で、ご苦労をいただいている医療従事者や介護従事者の皆様には心から感謝を申し上げます。
私は3つの政治姿勢と30の公約をお示しし、当選をさせていただきました。
政治姿勢の一つは「対話の重視」です。町内会長の皆様との語る会をはじめ、女性の方々の、障害をお持ちの方々の、そして高齢の方々の団体などと「市長と語る会」を開催し、市政に対するご意見やご要望を伺ってきました。ご意見やご要望をまちづくりに反映し、多くの皆様に納得いただけるまちづくりを心掛けてきました。認知症サポーターの研修会や小樽朗読友の会などを訪問し、「現場」の皆様のお話にも耳を傾けてまいりました。
二つ目は「備え」です。降雪期には様々な障害が生じる前に作業を行う「予防保全」の除排雪により、バス路線や通学路の確保に努めました。また、就任直後に発生した胆振東部地震を契機に学んだ情報伝達の重要性から、新たに市内に中継局を3か所設け、FMおたるの難聴地域の解消を進めるなど、安全で安心な市民生活への「備え」に取り組みました。さらに、学校生活の安全と安心のため、潮見台中学校や塩谷小学校の耐震改修を終えました。
三つ目の政治姿勢「経済と生活の好循環」には、新型コロナウィルスの感染の広がりもあり十分取り組むことはできませんでした。徐々に日常を取り戻しつつある今日、いち早く、市内経済を回復軌道に戻すため、取り組んでいかなければならないと感じております。国の交付金を活用し、原油価格物価高騰対策にもスピード感をもって取り組み、市民生活と地域経済をお支えします。
人口減少対策、そのための子育て支援策の拡充や、小樽駅前地区、小樽港第3号ふ頭とその周辺地区の整備、人口減少下での公共交通の維持など、将来のまちづくりに向けた課題は山積しており、課題の解決に向けた取り組みを着実に進めてまいります。
はざま俊哉です。
好きな言葉
・理想の旗を掲げて行かん
母校の校歌の一部です。
趣味
・読書
好きな作家は松本清張と浅田次郎です。
・クロスカントリー
旭展望台やからまつ公園周辺で楽しんでいます。
・野球
高校、大学ともに野球部。卒業後は小樽野球協会(樽協)に在籍。
特技
・翻訳が中心のロシア語
・太鼓や筝の演奏
好きな小樽
・小樽港
貨物船や客船が停泊している風景です。
家族
・妻と一男二女
昭和33(1958)年8月18日 小樽市富岡にて出生
稲穂小学校、西陵中学校、小樽潮陵高校を卒業後、
高崎経済大学を経て、
昭和57(1982)年 小樽市役所入職。総務部長、教育部長などを歴任。
平成29(2017)年2月 小樽市役所退職
平成29(2017)年4月 小樽みらい会議設立
平成30(2018)年8月 小樽市長就任
資 格
土地区画整理士【平成11(1999)年取得】
その他
小樽野球協会(樽協)OB会顧問
日本ユーラシア協会小樽支部長
NPO法人 絵本・児童文学研究センター 会長代行
小樽三曲協会会員